海のドローン 習氏お墨付き 新興企業の雲洲智能 資本調達に強み (2/3ページ)

 中国企業であるということは雲洲智能にとって利点だ。資本が調達しやすいほか、習近平国家主席が中国の国外権益強化に向け製造業のバリューチェーンと海の産業を向上させるためのテクノロジーを後押ししている。

 張氏の会社が中国のイノベーション(技術革新)と起業家精神で競い合う2013年のコンテストを勝ち抜いてから、同氏はベンチャーキャピタリストに追いかけられるようになったという。10年近く研究開発に焦点を絞ってきた雲洲智能は今、新たな分野に乗り出そうとしている。

 武漢理工大学と中国船級社(CCS)、珠海市政府との新たな提携を通じ雲洲智能は、人工知能(AI)を活用した自動運航のコンテナ船に取り組む方針だ。同社は2020年を過ぎてから新規株式公開(IPO)を目指す可能性がある。

 「3年以内に海洋産業に大革命が起きるだろうと」と語る張氏は、「乗用車より先に貨物船が自動化される」と主張。従業員約260人を抱える雲洲智能が業界大手の米テレダイン・テクノロジーズと最近結んだ提携も戦略的な好機につながるだろうと話した。

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