インドの液晶テレビ、55インチ以上の大型に照準

米イーストマン・コダックの生産工場で、ネットフリックスのアプリの動作確認を行う従業員=インド北部ウッタルプラデシュ州(ブルームバーグ)
米イーストマン・コダックの生産工場で、ネットフリックスのアプリの動作確認を行う従業員=インド北部ウッタルプラデシュ州(ブルームバーグ)【拡大】

  • インド北部パンジャブ州の米ウォルマートの会員制卸売り店「ベスト・プライス・モダン・ホールセール」。インドではテレビの液晶画面の大型化が進んでいる(ブルームバーグ)

 インドでは、液晶テレビの大画面化が進んでいる。ネットフリックスやアマゾン・コム、ユーチューブなどが展開する動画サービスの視聴者拡大を背景に、55インチ以上のインターネット接続機能を備えた「スマートテレビ」の需要が、小型テレビの成長ペースを大きく上回った。現地紙タイムズ・オブ・インディアなどが報じた。

 液晶画面の大型化のトレンドはこの2年ほどで加速しており、これまで24インチや32インチの製品を大量生産していたメーカー各社は大型スクリーンの生産に力を入れるようになっている。

 地場Vuの幹部は「液晶パネル価格の値下がりがスクリーンの大型化を後押ししている」と指摘する。パナソニックインドのマニッシュ・シャルマ社長は「55インチのスマートテレビが3年前は20万ルピー(約32万円)以上したが、今では8万ルピーで購入できる」と述べた。ソニー現地法人テレビ部門責任者、サチン・ライ氏は「テレビ市場全体は年間に約10%増のペースで拡大しているが、55インチ以上の大型テレビは50%を超える伸びを示している」と指摘した。