東証3日続落、貿易摩擦の懸念根強く

 4日の東京株式市場の日経平均株価は3日続落した。終値は前日比68円50銭安の2万1717円04銭。米中貿易摩擦への懸念が根強く、円高ドル安進行やアジア株の低調な値動きも相場の重荷となった。米国と中国が6日に制裁関税を互いに発動する予定で、3日の米国市場のダウ工業株30種平均は両国の貿易摩擦の激化が警戒されて下落。東京市場はこの流れを引き継ぎ、売りが先行した。