【トラノコのかんたんマネー講座】「タンス預金」を英語で?

 銀行に預けずに自宅などで保管するお金を俗に「タンス預金」といいますが、その額は国内で少なくとも40兆円、統計によっては100兆円ともいわれています。

 本題の前に「預金」と「貯金」の違いについて。いずれも制度として確立した明治初頭、銀行の利用者は企業や経営者、資本家がほとんどで、商売の上で銀行と資金の出し入れを行っていたため、当座使わない「預け金」という意味から「預金」と呼ばれるようになったようです。

 一方、郵便貯金に代表される「貯金」は、自給自足から貨幣経済に移行する中で、少額でも国民にお金をためる文化を醸成したことから始まります。民営化でゆうちょ銀行に引き継がれた今も「貯金」という呼び名が残されています。

 さて、本題の「タンス預金」ですが、英語では“keep money under the mattress”と表現されます。

 実際はタンスやベッドのマットレスの下に限らず、さまざまな隠し場所に現金を保管する人は多いようですが、盗難の危険がある上に「投資しないリスク」を取っていることには変わりありません。(トラノテック取締役 藤井亮助)