ベトナム、ホーチミンの経済好調 18年上半期 外国からの直接投資144%増

ホーチミン市内を走るバイク。同市の経済は好調に推移している(ブルームバーグ)
ホーチミン市内を走るバイク。同市の経済は好調に推移している(ブルームバーグ)【拡大】

 ベトナムの最大都市ホーチミン市は経済好調が続いている。2018年上半期の経済成長率は7.9%と前年同期の7.8%から上昇した。国営ベトナム・ニューズなどが報じた。

 ホーチミン市人民委員会の幹部、ボー・バン・ホアン氏は「市は行政改革の加速、産業界の課題解消、スタートアップ企業の奨励などを推進している」と説明した。

 同市の上半期の歳入は前年同期比8%増の183兆4650億ドン(約8945億7500万円)に拡大し、年間目標の48.7%に達した。ホアン氏は「中央政府から今年は前年同期比8.3%増の376兆8000億ドンの税収を求められている」と述べたほか、「国会で承認されたばかりの新しい税制度をホーチミン市は今年初めて導入する」と指摘した。

 輸出額は前年同期比7.6%増の約181億2000万ドル(約2兆円)で、輸入額は同15%増の237億ドルだった。

 外国からの直接投資(FDI)は、144%増の約41億8000万ドル。小売り・サービス業の売上高は12.5%増、鉱工業生産は7.1%増となっている。

 ホーチミン市の主要4産業のエンジニアリング・オートメーション、エレクトロニクス、化学製品・ゴム・プラスチック、食品加工業は引き続き堅調で売上高が約10%増加した。設立承認を受けた新規企業の数は、107%増の約2万1500社に達した。資本金総額は249兆ドンに達する。新規雇用者数は16万355人と前年からわずかに増え、年間目標の54%に達した。(シンガポール支局)