ウォルマート5年連続首位 世界企業番付、トヨタ6位

 米経済誌フォーチュンが19日発表した最新版の世界企業500社売上高番付は、米小売り大手ウォルマートが5003億ドル(約56兆2千億円)で5年連続の首位となった。トップテンには中国企業が3社入ったが、日本企業は6位のトヨタ自動車だけだった。

 中国勢は国家電網が2位、中国石油化工集団(シノペック)が3位、中国石油天然ガス集団(CNPC)が4位に入り、エネルギー関連企業が上位を占めた。

 500社を国別で見ると首位の米国が126社と前年より6社減った一方、2位の中国が前年から2社増えて111社、3位の日本は1社増えて52社だった。

 トヨタ以外の日本勢はホンダが30位、日本郵政が45位、日産自動車が54位、NTTが55位などとなった。

 IT企業の急上昇が目立ち、前年393位の米フェイスブックが274位、前年462位の中国のアリババグループが300位、前年478位の中国の騰訊控股(テンセント)が331位となり、いずれも前年から100以上も順位を上げた。(共同)