米、20年までに宇宙軍創設 副大統領が発表 予算5年で80億ドル (1/2ページ)

9日、米国防総省で2020年までに宇宙軍を創設する計画を発表するペンス副大統領=ワシントン(ブルームバーグ)
9日、米国防総省で2020年までに宇宙軍を創設する計画を発表するペンス副大統領=ワシントン(ブルームバーグ)【拡大】

 ペンス米副大統領は9日、米国防総省で演説し、2020年までに宇宙軍を創設すると発表した。今後5年間で80億ドル(約8860億円)の予算を見込む。宇宙空間での競争が激しさを増す中、積極的に開発投資を行うロシアや中国に対抗するのが狙い。

 トランプ大統領は3月に陸海空軍、海兵隊と沿岸警備隊に続く第6の軍である宇宙軍の創設を切り出し、6月には国防総省にその創設を指示していた。

 ペンス氏は「宇宙空間に米国が存在しているだけでは十分とはいえない。宇宙空間を支配しなければならない。故に、われわれはそうする」と述べた。

 ペンス氏の発言からほどなくして、トランプ大統領はツイートで「宇宙軍を絶対に作るぞ!」と強い意欲を示した。

 マティス国防長官は昨年、国防総省に新組織を増やすことに異議を唱えていたが、この日は「もはや新たな領域ではない。宇宙空間は極めて重要な国益の一つだ」と、一転して創設に支持を表明した。

 政府高官は、宇宙軍創設により将来的に追加支出が必要になる公算は大きいとしながらも、均衡予算で創設することになると説明。

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