スマホ2強に中国肉薄 ファーウェイなど6社、低価格と技術革新奏功 (1/3ページ)

香港にある小米の店舗前でスマートフォンを操作する2人の女性(AP)
香港にある小米の店舗前でスマートフォンを操作する2人の女性(AP)【拡大】

 世界のスマートフォン市場を牛耳る米アップルと韓国のサムスン電子の2強が、かつてない挑戦にさらされている。急速に力を伸ばす中国勢6社が低価格のみならず、イノベーション(技術革新)で下克上を狙う。

 出荷数アップル抜く

 アップルの「iPhone(アイフォーン)」とサムスンの「ギャラクシー」の存在感は約5000億ドル(約55兆4400億円)の世界市場で圧倒的だ。しかし、4~6月期(第2四半期)の出荷台数で、中国の華為技術(ファーウェイ)が初めてアップルを抜き、サムスンに次ぐ2位に浮上した。サムスンは同四半期決算で最終利益が市場予想に届かず、同社の背中は華為の視界に入る。

 2強にとって最大の脅威は華為だ。市場シェア拡大を狙いカメラに資金を投入する。旗艦モデル「P20プロ」は3枚のレンズから成るカメラを搭載。104年の歴史を持つドイツのカメラメーカー、ライカと共同開発した。中国での小売価格は約800ドル。1000ドルを超える「アイフォーンX」やサムスンが9日発表した「ギャラクシーノート9」より安い。

続きを読む