「次なる目玉」は画期的な家政婦ロボ アマゾンや華為など大企業が開発中 (1/4ページ)

 SF小説家や科学技術者はほぼ1世紀にわたり、執事ロボットの到来を予期してきた。これまでの家庭用ロボットはロボット犬や掃除機、芝刈り機など比較的月並みで、米アニメ「宇宙家族ジェットソン」に出てくる「ロージー」のような画期的な家政婦ロボはまだ世に送り出されていない。

 それが今後は変わっていくかもしれない。巨大テクノロジー企業が、極秘のロボット開発事業を進めている。米アマゾン・コムは数年前にスマートスピーカー「エコー」のロボット版の開発に着手したが、今年から同事業に対する資金や人材の投入を本格化している。米アルファベットや中国の華為技術(ファーウェイ)もロボット開発に乗り出している。

 こうしたロボットはたんすを整理したりカクテルを作ったりはできないが、人工知能(AI)やプロセッサー、コンピュータービジョンの進歩により、シンプルな家庭用ロボットが今後2年以内に登場し始める可能性があると、各社のプロジェクト関係者は明かす。

 25年までに4倍

 「ロボットは次なる目玉だ」と、米調査会社ループ・ベンチャーズのジーン・マンスター氏は話す。米国の家庭用ロボット市場は2025年までに4倍以上の40億ドル(約4400億円)に達する見込みで、「大企業が参入を狙っており、重要市場になるのは確実だ」という。

続きを読む