「次なる目玉」は画期的な家政婦ロボ アマゾンや華為など大企業が開発中 (3/4ページ)

 価格抑制が課題

 最近まで、アルファベットはロボット分野で最も壮大な野望を持っていた。同社は13年に有名ロボット企業を一挙に買収して業界を驚かせた。もっとも、翌年には同事業を主導したアンディ・ルービン氏が退社し、取り組みは結実していない。16年にフィンランドの通信機器メーカー、ノキア出身のハンス・ピーター・ブロンドモ氏がロボット部門の新トップに就任した。

 アルファベットの研究開発機関「X」は複数のロボット事業に取り組み、理論上はジェットソン一家風のお手伝いロボも夢ではない技術の足場固めを行っている。開発スケジュールが5~10年と長期なため、この技術を商品として具現化する方策や、それが家庭用または産業用ロボットになるのかは未定だ。

 華為の関係者によれば、同社は子供に英語を教え、リアルタイムで中英通訳を行うロボットの開発を目指している。大規模な開発チームをサンフランシスコとボストンに擁するが、商品化されたとしても中国市場に限定される見込みだ。

 巨大テック企業が目指す家庭用ロボットの理想像に最も近いのは、1500ドルの「テミ」だろう。これは部屋から部屋へと所有者に付いて回り、ビデオ通話につなげたり、スマートホーム機器を制御したりしてくれる。製造元の米テミによれば、今年末から出荷を始め、月3万台の生産を目指す。

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