フィリピン、電動ジープニーへの移行は今年が「転換期」 環境に配慮

環境配慮型の乗り合い自動車「ジープニー」。フィリピンの電気自動車業界は今年が転換期になると予想される=首都マニラ(ブルームバーグ)
環境配慮型の乗り合い自動車「ジープニー」。フィリピンの電気自動車業界は今年が転換期になると予想される=首都マニラ(ブルームバーグ)【拡大】

  • ジープニーの車内=首都マニラ(ブルームバーグ)

 フィリピン政府がバス型の乗り合い自動車「ジープニー」を環境に配慮した新型に切り替える計画を推進する中、電気自動車連盟(EVAP)は電動ジープニー市場が今年、「転換期」を迎えると期待している。現地経済紙ビジネス・ワールドなどが報じた。

 EVAPのロメル・フアン会長は、公共交通車両(PUV)のリニューアル政策に伴い、過去数年間伸び悩んでいた電動ジープニー市場が活性化するとの見通しを示した。同会長は、電動ジープニーの販売台数が昨年の約200台から今年は500台を超えると予想している。

 運輸省はPUVの近代化プログラムにより、今後6年間で約20万台のジープニーのリニューアルを計画している。このうち約1割が電動ジープニーになる予定だ。さらに、貿易産業省と投資委員会(BOI)はサプライヤーと製造業者に補助金を出す環境型PUV政策も推進している。