NY株続落、2日で1300ドル下げ 株安連鎖、リスク回避根強く

前日比545ドル安を示すNY証券取引所の株価ボード=11日(ロイター)
前日比545ドル安を示すNY証券取引所の株価ボード=11日(ロイター)【拡大】

 【ワシントン=塩原永久】11日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は3日続落し、前日比545・91ドル安の2万5052・83ドルで取引を終えた。貿易摩擦への懸念などから投資家がリスク回避姿勢を強める中、すべてのダウ構成銘柄が下落。急落した前日を合わせた2日間の下げ幅は1300ドルを超えた。

 11日のダウ平均の終値は7月下旬以来、2カ月半ぶりの安値水準。原油安が進んで石油関連銘柄が値を下げたほか、ハイテク株も前日に続いて売られた。

 朝方発表の米経済指標を受けてプラス圏に浮上する時間帯もあったが、米金利上昇への懸念が重しとなり、取引時間後半にかけて大きく下落。下げ幅は最大700ドル近くに達した。

 米主要企業の業績発表が12日から本格化するのを控え、貿易摩擦の影響を見定めようと買い控える動きにつながっている。11日の欧州市場も主要株価指数が下落。世界的な株安連鎖から投資家の慎重姿勢は強く、11月末に米中首脳会談が計画されていると報じられたが、材料視されなかった。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数は92・99ポイント安の7329・06と6営業日続落した。