テスラ、後任会長にマードック氏有力 21世紀フォックスのCEO

 米電気自動車(EV)メーカー、テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が辞任した会長職の後任として、ジェームズ・マードック氏が有力視されていると、英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が事情に詳しい関係者2人の話を基に伝えた。関係者の氏名は明らかになっていない。

 マードック氏は現在、米21世紀フォックスのCEOの職にあり、テスラの取締役も務めている。

 一方で、話し合いについて説明を受けた関係者の1人は、FTの取材に対して、マスク氏の後任会長については依然、社外からの起用も検討されていると述べた。

 FTによると、後任の会長人事について、マスクCEOはコメントを避けたとしている。ただ、マスク氏は10日のツイッター投稿で、マードック氏がテスラの次期会長の最有力候補だとのFTの報道に関して、「これは誤りだ」と否定した。一方、マードック氏はFTに対してテスラに問い合わせるよう述べたが、同社はコメントを拒否したとしている。(ブルームバーグ Nathan Crooks)