米司法省、CVSのエトナ買収を承認 巨大ヘルスケア企業誕生

 米司法省は10日、米ドラッグストアチェーンのCVSヘルスが約680億ドル(約7兆7000億円)で医療保険会社エトナを買収する計画を承認すると発表した。全米で保険と処方薬の給付、ドラッグストアを手掛ける巨大ヘルスケア企業が誕生する道を開いた。

 司法省は承認発表の声明で、エトナが計画するメディケアの処方薬事業売却により、反トラスト当局の懸案事項が解決されたと説明した。

 司法省反トラスト局のメイカン・デルラヒム局長は声明で、「必須とされていた事業売却により、薬局と医療給付の統合会社の誕生が可能になり、ヘルスケアサービスの質改善とコスト低下を通じて消費者に恩恵をもたらす可能性がある」と説明した。

 エトナは9月、競争上の懸念を和らげるため、メディケアの処方薬事業をウェルケア・ヘルス・プランズに売却することに同意していた。(ブルームバーグ David McLaughlin、Robert Langreth)