東証続伸、米株高を好感 一時400円超

 17日午前の東京株式市場は、前日の米株高と円安を好感した買いが優勢となり、日経平均株価は大幅続伸した。上げ幅は一時400円を超え、約1週間ぶりの高値を付けた。

 午前10時現在は前日終値比360円58銭高の2万2909円82銭。東証株価指数(TOPIX)は25・43ポイント高の1713・34。

 米国経済の先行き期待や米企業の好決算で、米株価を巡る投資家の警戒感がひとまず後退し、業績改善が見込まれる銘柄に買い注文が強まった。

 外国為替市場の円相場がやや円安方向に推移したことも、輸出関連株の買い材料となった。ただ、2万3000円近辺では利益確定の売りが目立った。