ネットフリックス、アジアで新番組の制作急増 市場の開拓狙う (1/2ページ)

ネットフリックスの番組選択画面(ブルームバーグ)
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 映画・テレビ番組のストリーミングサービスを手掛ける米ネットフリックスはこのほど、アジアで着手している100本以上の企画の一環として、新たに17本のオリジナル番組を制作すると発表した。新番組には9本のインド向けプログラムのほか、タイ向けオリジナル番組の第1弾や、同社初の中国語番組などが含まれる。

 ネットフリックスは世界の人口の半分以上が住むアジアで、こうした番組の成功に賭けている。同社は全世界で1億3000万人以上の顧客を抱えるが、その大部分が米国や中南米、欧州のユーザーだ。同社は米国以外の地域別顧客数を発表していないが、調査会社メディア・パートナー・アジアの推定では、アジアで200万人以上のユーザーを擁する市場はまだない。

 「世界全体から見れば、当社の顧客基盤はまだ非常に小さい」とネットフリックスのリード・ヘイスティングス最高経営責任者(CEO)は述べた。

 新番組には、インド映画史上最高の興行収入を達成した「バーフバリ」の過去を描く続編や、人気の怪獣映画「パシフィック・リム」のアニメ版などが含まれる。同社初の中国語番組「トライアド・プリンセス」には、台湾の人気俳優が登場する予定だ。

 アジアにおける番組制作の急増は、売り上げを新番組に投資するというネットフリックスの従来の手法を踏襲したものだ。同社はオンライン・ビデオライブラリーの強化に今年は80億ドル(約9270億円)、今後数年はそれ以上の資金を投資する計画だ。

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