東証、一時2万円台回復 一時700円超高 NY株は過去最高の上げ幅

急騰した日経平均を示す株価ボード=27日午前、東京都千代田区(荻窪佳撮影)
急騰した日経平均を示す株価ボード=27日午前、東京都千代田区(荻窪佳撮影)【拡大】

 27日の東京株式市場で、日経平均株価が大幅続伸した。上げ幅は一時700円を超え、心理的な節目とされる2万円台を回復した。前日の米市場で年末商戦における売り上げ増加を好感した株高が進み、投資家心理が改善した。

 午前10時時点の平均株価は前日終値比574円03銭高の1万9901円09銭。前日の米市場で主要指数が軒並み改善した流れを引き継いだ。クレジットカード会社が発表した米国の年末商戦の売上高が市場予想を上回り、個人消費の堅調さが確認されたことで景気後退不安が緩和された。

 また米大統領経済諮問委員会のハセット委員長が、トランプ米大統領による米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の解任について否定したことも、足元の米政権運営に対する懸念を後退させた。

 一方、休日明け26日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は、休日前の24日に比べて1086・25ドル高の2万2878・45ドルで取引を終えた。上げ幅はリーマン・ショック直後の2008年10月の936ドルを上回り、過去最大。上昇率は5・0%で、ロイター通信によると、金融危機後の2009年3月以来、9年9カ月ぶりの大きさとなった。24日まで4営業日連続で大幅下落した反動などで、買い戻しが膨らんだ。