NY株、10年ぶり下落率 5%、トランプ相場失速 世界市場に売り波及

ニューヨーク証券取引所のトレーダー=12月31日(UPI=共同)
ニューヨーク証券取引所のトレーダー=12月31日(UPI=共同)【拡大】

 週明け12月31日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は前週末比265・06ドル高の2万3327・46ドルで取引を終えた。年間ベースでは前年末比5・6%安で、下落率は金融危機が起きた2008年(33・8%)以来10年ぶりの大きさ。経済政策への期待感を背景に上昇してきた「トランプ相場」の失速を強く印象付けた。

 世界最大の経済規模を誇る米国の株安は各国に波及。米国との貿易摩擦激化などで市場心理が悪化した中国では18年、上海株式市場の代表的な指標が約25%安に沈んだ。日経平均株価(225種)は7年ぶりに前年末終値を下回り、欧州の主要株式指数も前年末比で軒並みマイナスとなった。

 ダウ平均の18年の下げ幅は1391ドルで、下落は15年以来3年ぶり。17年は大型減税や規制緩和への期待感から4956ドル高(上昇率は25・1%)だった。(共同)