GE復活期待で株価急伸 航空機リース買収、アポロが資金調達

 米ゼネラル・エレクトリック(GE)の株価が7日のニューヨーク市場で急伸した。傘下事業に大型買収提案が行われる可能性が伝わり、同社が苦境を脱する道は開かれているとの見方が広がった。米プライベートエクイティ(未公開株、PE)投資会社アポロ・グローバル・マネジメントがGE航空機リース部門買収のため資金調達を進めており、評価額は最大400億ドル(約4兆3500億円)に達する可能性があると、ブルームバーグは前週末4日の通常取引終了後に関係者からの情報として報じた。合意は差し迫っておらず、GEは部門売却の方針を固めてもいないが、金融事業の中でも収益性が高いGEキャピタル・アビエーション・サービス(GECAS)には複数の買い手候補が存在することになる。

 部門売却の新たな可能性は、昨年10月に就任したラリー・カルプ最高経営責任者(CEO)が過去2年で時価総額を2000億ドル余り減らしたGEの復活に向け、抜本改革を実行するかもしれないことを示唆している。GE株は7日、前週末比6.2%高の8.74ドルで終えた。

 GEはGECAS売却の可能性をめぐるコメントを拒否した。ブルームバーグは昨年9月、シンガポールの政府系ファンド(SWF)、シンガポール政府投資公社(GIC)がGE幹部との会談の席でGECASについて質問したと報じていた。(ブルームバーグ Richard Clough)