NY株反発、183ドル高 決算や政策見直し好感

 25日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は、米主要企業の決算や米金融政策の見直しをめぐる報道を好感して反発し、前日比183・96ドル高の2万4737・20ドルで取引を終えた。ハイテク株主体のナスダック総合指数は91・40ポイント高の7164・86。

 SP500種株価指数を構成する主要企業について、24日までに発表された四半期決算の75%が市場予想を上回ったと伝わり、投資家心理が改善した。

 米紙ウォールストリート・ジャーナルが、米連邦準備制度理事会(FRB)が米国債など保有資産を縮小する計画の見直しを検討していると報道。金融引き締めを和らげる効果があると期待されたことも買い安心感につながった。(共同)