米大統領、世銀総裁候補にマルパス氏を指名 中国批判の急先鋒

マルパス財務次官
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 トランプ米大統領は6日、世界銀行総裁候補にマルパス財務次官(国際問題担当)を指名した。同氏は中国批判の急先鋒(せんぽう)で、世界経済秩序の見直しを求めてきた。

 トランプ大統領は「私の政権が最優先事項としているのは、米国の納税者の資金が効果的かつ賢明に使用されるようにすることだ。マルパス氏は世銀の説明責任を長年強く主張してきた」と述べた。

 世銀総裁職(任期5年)は米国出身者が務めるのが長年の慣例となっており、今回の指名により、マルパス氏は次期総裁の最有力候補となる。同氏は世銀について、あまりにも巨大かつ非効率的で、活力に満ちた新興国に成長を遂げようとする途上国への支援縮小に消極的過ぎるとの見方をこれまで示してきた。また、中国向け融資を減らすよう同行に強く働き掛け、中国による市場開放のスピードが十分でないと批判していた。(ブルームバーグ Andrew Mayeda、Saleha Mohsin)