「ファーウェイ外し」加速 米、欧州で5Gめぐるロビー活動強化 (1/2ページ)

スペイン・バルセロナで開催された世界最大級のモバイル見本市「モバイル・ワールド・コングレス(MWC)2018」に出展した華為技術(ファーウェイ)のブースに訪れた来場者ら=2018年2月27日(ブルームバーグ)
スペイン・バルセロナで開催された世界最大級のモバイル見本市「モバイル・ワールド・コングレス(MWC)2018」に出展した華為技術(ファーウェイ)のブースに訪れた来場者ら=2018年2月27日(ブルームバーグ)【拡大】

 スペイン・バルセロナで25~28日に開催される世界最大級のモバイル見本市「モバイル・ワールド・コングレス(MWC)」で、第5世代移動通信システム(5G)をめぐり、米国が中国の“華為技術(ファーウェイ)外し”のロビー活動を活発化させることが明らかになった。トランプ米政権は次世代移動通信機器に関するセキュリティーの問題を提起し、欧州各国に華為製品を外すよう説得活動を強化する。

 当局者送り込み

 米国側はMWCを華為との“決戦の場”と位置づけていないが、華為製品のセキュリティーに問題があるとの主張を展開し、欧州での華為外しを加速する。複数の米当局者によると、米チームはMWCで次世代移動通信機器に関するセキュリティーに注意喚起し、5Gネットワークのセキュリティーが最重要だと欧州各国に訴えるという。また、米国務省スタッフを中心としたチームに米連邦通信委員会(FCC)のアジット・パイ委員長らを加え、攻撃体制を整える。一方、華為の取締役副会長兼輪番会長の郭平氏と消費者向け端末事業部門の余承東・最高経営責任者(CEO)は米高官らと対峙(たいじ)することになる。華為の広報担当アダム・ミノット氏は電話取材で「われわれはMWCでの成長を続ける」と述べた上で、「(MWCは)引き続き今年最も重要な商談の場だ」と意気込んだ。

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