インド、太陽光発電事業ピンチ 中国が攻勢、セーフガードも効果なし (3/3ページ)

インド北部ウッタルプラデシュ州にあるヤマハ発動機の製造拠点の屋上に設置された太陽光パネル(ブルームバーグ)
インド北部ウッタルプラデシュ州にあるヤマハ発動機の製造拠点の屋上に設置された太陽光パネル(ブルームバーグ)【拡大】

 一方、インドにとって、中国製太陽光発電機器の輸入規制は環境政策にも大きく影響する。インドの太陽光発電施設は外国製機器に依存しており、セーフガード関税で発電プロジェクトのコストが上昇している。こうした中でインドが1月29日に実施した太陽光発電プロジェクトの2回目の入札規模は縮小した。国内製造業者への発注も減少が見込まれる。

 インドは地球温暖化対策の国際的枠組み「パリ協定」に向けた目標として、30年までに非化石燃料による発電能力を40%に高めるとしているほか、モディ首相は現在25ギガワット以下にとどまっている太陽光発電能力を22年までに100ギガワットに高める目標を掲げている。(ブルームバーグ Anindya Upadhyay)