2月の訪日外国人260万人 中国客の伸び率大幅減

日本を訪れた中国人観光客数は伸び悩んでいる=2月5日、大阪市中央区
日本を訪れた中国人観光客数は伸び悩んでいる=2月5日、大阪市中央区【拡大】

  • 訪日外国人旅行者数の推移

 観光庁は19日、2月に日本を訪れた外国人旅行者は前年同月比3.8%増の推計260万4300人だったと発表した。2月としては過去最多。国・地域別で1位の中国が1.0%増の72万3600人だったが、伸び率は1月の19.3%から大幅に落ち込んだ。

 中国からの旅行者は、2月4~10日の春節(旧正月)の大型連休中は約20%増と好調だった。だが、中国からのクルーズ船の寄港回数が前年同月の46回から34回に減ったことなどが影響し、微増にとどまったという。

 2位の韓国は1.1%増の71万5800人。昨年9月の北海道地震など相次いだ災害で鈍化した客足が戻りつつあり、1月の3.0%減からプラスに転じた。3位以下は台湾が0.3%減の39万9800人、香港が0.5%増の17万9300人の順。

 伸び率が高かったのは、ベトナムの68.6%、タイの31.4%、フィリピン28.0%などで、東南アジア諸国が目立った。直行便の新規就航や増便に加え、雪などを売りにした冬の観光プロモーションの効果があったという。