ガソリン145.3円、5週連続値上がり

 経済産業省資源エネルギー庁が20日発表した18日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、11日時点の前回調査と比べて20銭高い145円30銭だった。値上がりは5週連続。

 石油元売りの多くは卸価格を据え置いたが、これまでの上昇分が店頭価格に反映された。調査した石油情報センターは、来週も値上がりを予想した。石油輸出国機構(OPEC)加盟国と非加盟国との会合を受け、今後も協調減産が続くとの見方が広がったことなどで原油価格が上昇している。石油元売り各社も卸価格を引き上げる計画だ。