「使い捨てプラを大幅削減」 国連環境総会、2030年見据え閣僚宣言 (1/2ページ)

15日、最終日を迎えた国連環境総会=ナイロビ(共同)
15日、最終日を迎えた国連環境総会=ナイロビ(共同)【拡大】

 各国の首脳や環境相らが参加してナイロビで開かれていた国連環境総会は最終日の15日、深刻化するプラスチックによる海洋汚染への取り組みなどを盛り込んだ閣僚宣言を採択した。

 宣言は「持続的でないプラスチック製品の使用と廃棄が生態系を損なっている問題に取り組む」とうたい「2030年までに使い捨てプラスチック製品を大幅に減らす」とした。代替品の開発などで企業と協力することも盛り込んだ。

 環境に配慮した製品やサービスの需要を増やすため、公共調達での利用拡大に向けた「野心的な国家目標」を作ることや、プラスチック製品などに関する消費者への情報公開を進めることを奨励するとしている。

 日本の環境省によると、米国は「30年までの大幅削減」など一部の内容に同意できないとの意向を示した。また、協議の中で「問題の多い使い捨てプラスチックを25年までに廃絶する」との文言が米国などの反対で削られるなど、当初の宣言案の内容からは後退した。閣僚宣言とは別に、日本などが提案した海のプラスチックごみに関する決議でも、米国の反対で新規の具体的な汚染削減策が少ない内容での合意となった。

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