首相「アベノミクス実感できない人たくさんいる」

参院予算委員会で答弁を行う安倍晋三首相=25日午後、国会・参院第1委員会室(春名中撮影)
参院予算委員会で答弁を行う安倍晋三首相=25日午後、国会・参院第1委員会室(春名中撮影)【拡大】

  • 参院予算委員会で答弁を行う安倍晋三首相。右は麻生太郎副総理兼財務相、左奥は根本匠厚生労働相=25日午後、国会・参院第1委員会室(春名中撮影)

 安倍晋三首相は25日の参院予算委員会で、経済政策「アベノミクス」に関し、全国で景気が回復していると成果を強調する一方「景気回復を実感できない人がたくさんいる」と述べた。3月の月例経済報告で、景気の総括判断を3年ぶりに引き下げたことを意識したとみられる。首相は「現場の声に耳を傾け、国民一人一人に実感が届くよう全力を尽くしたい」と訴えた。

 また、中国の巨大経済圏構想「一帯一路」に日本が協力する条件として、適正融資による対象国の財政健全性、プロジェクトの開放性、透明性、経済性の4つを満たす必要があるとの認識を示した。

 与野党は平成31年度予算案に関し、27日の参院予算委で締めくくり質疑を行うことで合意。3月末までの成立が必要な法案の質疑を28日に実施することも一致しており、27日の予算案採決で事実上合意している形だ。与党は同日中に予算案を成立させる方針だ。