インドネシア総選挙 575議席、8000人が争う

 大統領選と同時実施されるインドネシア総選挙。このうち、国会議員選は575議席を全国80選挙区で約8000人が争う。国会定数は今回から15議席増え、参加するのは16政党。地方代表議会と州、県、市の議会選も一斉に実施され、世界的にも大規模な総選挙となる。

 現在の国会構成は、ジョコ大統領が所属する闘争民主党が最大勢力を占め、第2勢力のゴルカル党などと連立与党を形成。対抗のプラボウォ氏率いるグリンドラ党は第3勢力だが、前大統領のユドヨノ氏が率いる民主党やイスラム保守系政党の支持を受けている。

 斬新な政党も出てきた。若者や女性を中心に「連帯党」が2014年に設立された。昨年12月、ジャワ島東部スラバヤでの集会でジャーナリスト出身のグレース・ナタリー党首が、イスラム教が認める一夫多妻制は女性や子供を傷つけていると批判し「私たちは受け入れない」と力強く演説した。イスラム教徒が多数派の国で保守勢力を刺激しかねない内容で、話題を呼んだ。(ジャカルタ 共同)