海外メディアへ影響力行使 国境なき記者団が中国批判 (1/2ページ)

深●(=土へんに川)市内で行われた展示会に掲げられた中国共産党旗(ブルームバーグ)
深●(=土へんに川)市内で行われた展示会に掲げられた中国共産党旗(ブルームバーグ)【拡大】

 国際ジャーナリスト組織「国境なき記者団」(本部・パリ)は3月25日に公表したリポートで、中国は自国のイデオロギーを押しつけ、自らの振る舞いに対する批判を抑え込むため海外メディアに対する影響力行使を図っていると批判した。

 この中で、世界における報道の自由度低下に対する中国の影響力を具体的に説明するとともに、習近平国家主席が進める国外での情報コントロール戦略を分析。中国政府はメディアからの広告購入やジャーナリストの旅費負担などを通じ、「イデオロギー的に正しい」表現と自国の歴史における暗部を目立たなくするため、グローバルなプロパガンダ(宣伝工作)ネットワークを拡大していると指摘した。

 国境なき記者団による2018年の世界報道自由度ランキングでは、中国は180カ国・地域中176位。中国より順位が低いのはシリアとトルクメニスタン、エリトリア、北朝鮮だった。

一蹴し「反論にも値しない」