中国中鉄、18年の海外受注額は120億ドル

 中国の鉄道建設大手、中国中鉄の2018年決算報告によれば、同年の海外での新規受注総額は120億ドル(約1兆3430億円)に達した。最終利益は前年比22.8%増の174億3600万元(約2910億円)、売上高は同7.5%増の7404億元、新規受注総額は同8.7%増の1兆6922億元だった。同社は18年、中国・ラオス間鉄道やジャカルタ・バンドン間高速鉄道など、巨大経済圏構想「一帯一路」沿線諸国で重点プロジェクトの建設を手掛けた。同社の李長進・董事長は決算発表で「現在、海外で65件のインフラプロジェクトを進めている」と述べた。(中国新聞社)