天津港保税区、産業用ロボット生産へ

 天津港保税区管理委員会は、同区の産業用ロボット標準化生産基地が8月に垂直多関節ロボットなどの生産を開始し、生産能力が5000台になる見通しを明らかにした。またロボット製造企業、新松機器人自動化は7月に業務を開始する。同社は昨年12月、100ムー(1ムーは約6.67アール)の土地に2億元(約33億4329万円)を投じて産業用ロボットを中心とする大規模な研究開発・生産拠点を設立することで同区と合意していた。同区は聯想集団(レノボ)や米ゼネラル・エレクトリック(GE)などを誘致して戦略的新興産業の集積度を高めてきた。(中国新聞社)