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クラウド市場、年平均成長率40%で推移 (1/2ページ)

 ベトナムのクラウドコンピューティング市場の成長が著しい。

 ベトナム・ソフトウエア・情報技術サービス協会(VINASA)とシンガポールのリー・クアンユー公共政策大学院が2017年に発表した報告書によれば、10年から16年の7年間で東南アジア諸国連合(ASEAN)の中ではベトナムの年平均成長率が最も高く、ASEAN平均49%に対して64.4%だった。

支出額は1人190円

 同報告書では、ベトナムの民間企業500社および公的機関を対象とする調査も実施しており、クラウドコンピューティング利用率は、民間企業が56%、公的機関が55%だった。利用率は一定水準あるが、支出額は低く、1人当たり年間1ドル70セント(約190円)にとどまり、シンガポールの10分の1、タイの半分にすぎない。

 ベトナムでは海賊版ソフトウエアが広く利用されており、有料サービス切り替えへの閾値(いきち)が高いことが理由の一つだ。

 ただ、徐々にではあるが、導入メリットの認識が高まっていき、今後も急速な成長が見込まれている。BMIリサーチによれば、16年のベトナムのクラウドコンピューティング市場規模は1億6000万ドルだったもようだ。19年まで年平均成長率40%で推移していくと予想される。

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