海外情勢

今年エビ輸出40億ドル突破へ ベトナム、欧州向け拡大が鍵 (1/2ページ)

 ベトナムは、2019年のエビ輸出額が40億ドル(約4394億8000万円)以上に達すると予測されている。ベトナム水産輸出業者・生産者協会(VASEP)は、欧州連合(EU)28加盟国への輸出が成長の鍵を握るとの見方を示した。国営ベトナム・ニューズが伝えた。

 EUとベトナムとの自由貿易協定(EVFTA)が発効すると、最終的に99%以上の品目で関税が撤廃される。ベトナムからEUへのエビ輸出も弾みがつき、19年は10億ドルになる見込みだ。ベトナムにとってEUはエビ輸出の最大市場であり、18年のエビ輸出額の23.6%を占める8億3830万ドルに上る。

 ベトナムのエビ生産業界は、冷凍保存・輸送システムが発達するなど、輸出面で多くの好材料があることから、18年のエビ輸出の目標額を48億ドルとしていた。ところがVASEPによると、18年は目標を達成できず、前年比7.8%減の35億5000万ドルにとどまった。

 このところ、米国やカナダなどの大市場におけるエビ需要が、日本、韓国、EUでの大量在庫の転送によって減少していることもベトナムのエビ輸出に響いている。18年第2四半期(4~6月)は国内価格が20~30%下落し、輸出額にも影響を及ぼした。

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