ジャカルタレター

女性の国会議員数、前回上回る公算 インドネシア (1/2ページ)

 4月17日、インドネシアでは大統領選挙だけではなく、国会議員、地方議員の選挙が同時に実施された。最終結果は5月22日に公表されるためまだはっきりしないが、現在のところ大統領選挙の結果は、現職のジョコ・ウィドド氏が勝利したのではないかといわれている。

 過去3回の大統領選は総選挙の3カ月後に実施されていたが、選挙の予算削減を理由に、大統領選、国政・地方選挙を同日に実施したため、これまでに開票作業に従事していた400人以上が過労死する事態となり、大きなニュースとなっている。有権者数は約1億9280万人、立候補者は約24万5000人に上る、1日の選挙としては非常に大規模かつ複雑な選挙であった。

立候補は史上最多

 今回の選挙から総議席数が15席増え575議席となっている下院議員に当たる国民議会選挙では、8000人が立候補し、そのうち3194人、つまり約40%が女性候補者であった。この数字は、インドネシア史上最多である。

 前回は560議席中102議席が女性、つまり全体の約18.2%だった。今回の結果はまだはっきりしないものの、女性の国会議員の数が増えることは間違いないと予想されている。2014年以降、政党に対してそれぞれの地域で30%以上の女性候補者を立てるよう要請があったことも影響していると考えられるが、女性が政治に高い関心を寄せていることが分かる。

日本は最低レベル

 翻って、日本の状況はどうだろうか。女性議員の割合は衆議院議員が10.2%(今年1月現在)で、列国議会同盟の集計では191カ国中165位と、世界的に見ても最低レベルである。各政党の努力義務とはいえ政治分野の男女共同参画推進法が成立してから初めての統一地方選挙(4月)で、女性議員の割合は前回より増えたものの、世界的な平均からは程遠い。

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