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きょう首脳会談 日米交渉妥結は参院選後 トランプ氏、影響考慮か

 令和時代初の国賓として25日に来日したトランプ米大統領は26日、日本との貿易交渉に関し「(夏の)参院選までは、交渉の多くのことで取引を待つ」とツイッターに投稿し、妥結を急がない姿勢を示した。トランプ氏が安倍晋三首相との友好関係に配慮し、農業分野をめぐる協議が選挙に及ぼす影響を考慮したとみられる。9月ごろ大枠決着する可能性がある。トランプ氏は27日の日米首脳会談で貿易問題などについて話し合う。天皇、皇后両陛下とも会見する。

 トランプ氏は「日本との貿易交渉は大きく進展している」と説明し、交渉が順調に進んでいるとの認識を改めて示した。米政権はこれまで、農産品の関税引き下げなどをめぐって早期妥結を求めてきた。米国が自ら離脱した環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)発効で、米農家は日本市場で関税引き下げの恩恵を受けられず競争条件が不利となり、牛肉や豚肉など輸出への悪影響を警戒している。

 トランプ氏は4月下旬の首脳会談で、5月中にも貿易協定を締結する可能性に触れていた。「農産物の関税をなくしたい」と撤廃や引き下げを求めており、参院選が終われば、日本から譲歩を引き出しやすいとの思惑もありそうだ。

 首相とトランプ氏は26日、千葉県内のゴルフ場で一緒にプレーした後、東京・両国国技館で大相撲夏場所千秋楽を夫人同伴で観戦した。28日までの滞在中、行動を共にして首脳間の信頼関係と日米同盟の強固さを内外にアピールする。

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