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化粧品市場、海外ブランド中心に成長続く (1/2ページ)

 独調査会社スタティスタのデータによると、ベトナムの化粧品市場の規模は、東南アジア諸国連合(ASEAN)で第6位となった。2019年の売上高はスキンケア用品で3億4100万ドル(約367億円)、メーキャップ用品で1億200万ドルとなり、23年までの年平均成長率はそれぞれ2.9%、6.1%と予測されている。

 市場拡大の背景は、急速な経済成長を背景とした中流層(1日当たり15ドル以上支出できる層)の増加だ。世界銀行によれば中流層は26年までに約3120万人に達すると予測されることから、化粧品市場は今後も成長が見込まれる。

 ベトナムで化粧品は海外ブランドが人気。輸入額は10年の6800万ドルから17年は1億1500万ドルに達し、市場競争も激しくなっている。国別でみると、15年まではタイが長期にわたって30%前後のシェアを占め第1位だったが、他国が徐々にシェアを伸ばし、17年は韓国(22%)と日本(13%)、そしてフランス、タイ、アメリカ(各12%)が上位5カ国となった。

 化粧品の使用実態およびトレンドについて今年、B&Companyでオンライン調査(対象は16歳以上の大都市・地方に住むベトナム人女性約300人)を実施したところ、最も使用されているスキンケア用品は洗顔料(94%)、メーキャップ用品は口紅(98%)だった。美容液やマスカラといったその他化粧品の使用率は50~70%にとどまり、「口紅や洗顔料は持っているけど、他はそれほどそろえていない」という女性が多いのが現在の状況となる。

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