海外情勢

ゴーン親子が運営のアメリカ投資会社、日産に通知せず45社に投資

 日産自動車前会長のカルロス・ゴーン被告と息子のアンソニー・ゴーン氏の運営する米投資会社ショーグン・インベストメンツが、オマーンにある日産のビジネスパートナーの幹部からの資金を使い、レンタカーアプリのスカートや配車アプリのグラブなど45余りのスタートアップ企業に投資していたと、ダウ・ジョーンズ(DJ)通信が伝えた。

 DJが事情に詳しい複数の関係者の話や電子メールなどを引用して報じたところでは、2015年から18年までショーグンはスタートアップに1200万ドル(現行レートで約12億7000万円)近くを投資。19年の早い時期には1900万ドル余りの評価額に上った。

 カルロス・ゴーン被告と息子のアンソニー・ゴーン氏はリターンを換金していないとDJは報じている。200万ドルはウーバーの東南アジアでのライバルであるグラブに投資されたという。カルロス・ゴーン被告はオマーンの日産顧客の幹部と投資ビジネスを始めたことを日産に通知しなかったともDJは伝えた。

 カルロス・ゴーン被告の広報担当者はブルームバーグの取材要請に返答していない。アンソニー・ゴーン氏はコメントを控えた。グラブの広報担当者にブルームバーグが取材を試みたが営業時間外で返答はない。スカートを買収したフェアに取材したが現時点で回答は得られていない。(ブルームバーグ Ania Nussbaum)

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