海外情勢

「ハラール・ロゴ」で輸出拡大 フィリピン、年6~8%増目指す

 フィリピン貿易産業省はこのほど、イスラム教の戒律にのっとって調理・製造された「ハラール製品」の識別に使用する、正式な「フィリピンハラール・ロゴ」を発表した。経済紙ビジネスワールドが伝えた。

 貿易産業省によると、2018年の同国のハラール製品の輸出は推定5億6000万ドル(約605億2500万円)。このうち約9割が食品および非アルコール飲料で、残りが日用品、化粧品、医薬品、および洗剤などとなっている。

 同国のハラール製品の輸出先は主に中東や東南アジア、南アフリカだ。

 フィリピンハラール・ロゴの発表に際し、ラモン・ロペス貿易産業相は「新ハラール・ロゴにより、この先のフィリピンのハラール製品の輸出増加を見届けたい」と意欲を示した。

 また同省のアブドゥルガニ・マカトマン貿易促進担当次官は「フィリピンのハラール製品への需要の伸びを追い風に、毎年6~8%増加させることを目標としている」と述べた。

 さらに同氏は「イスラム教徒の多い国や、イスラムの食事基準が魅力的であると考える健康志向の消費者からの需要の増加が、ハラール輸出の伸びの牽引(けんいん)材料である」と指摘した。(シンガポール支局)

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