【ワシントン=塩原永久】トランプ米大統領は18日、連邦準備制度理事会(FRB)が小幅な利下げを決めたことについて「意気地なしで、センスもビジョンもない!」とツイッターに投稿し、景気を後押しする大幅利下げに踏み込まなかったことを批判した。
FRBは18日の金融政策を決める会合で、政策金利の0・25%引き下げを決定した。トランプ氏は決定発表から約30分後、「パウエル(FRB議長)とFRBは再び誤った」と書き込んだ。
利下げ後の政策金利は年1・75~2・0%になる。トランプ氏は11日、「FRBは金利をゼロかそれ以下にすべきだ」と投稿し、パウエル氏やFRBを念頭に「あほ」のせいで経済成長の機会を逃していると不満を表明していた。