海外情勢

任天堂「スイッチ」中国で発売 中国IT大手を代理店に3度目のチャレンジ

 【北京=三塚聖平】任天堂は10日、家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ」の販売を中国で開始した。中国IT大手の騰訊控股(テンセント)を代理店として、中国市場に合わせた展開を進める。任天堂による中国市場挑戦は3度目で、テンセントとタッグを組んで巨大ゲーム市場攻略を目指す。

 販売価格は2099元(約3万2000円)。中国メディアによると発売前に10万台超の予約を受け付けたという。ソフトは「New スーパーマリオブラザーズ U デラックス」を投入。年末や春節(旧正月)などの商戦期に、どの程度販売を伸ばすことができるか注目される。

 テンセントは、中国で普及する通信アプリ「微信(ウェイシン)」を運営するほか、オンラインゲーム事業も展開。今回、テンセントはゲームの翻訳やネットサービス、決済などの現地化支援も行うという。

 中国メディアによると、2018年の中国ゲーム市場は前年比5・3%増の2144億4千万元。スマートフォンなどを使ったオンラインゲームが主流となっている。中国のゲーム市場をめぐっては当局による規制の動きも度々伝えられており、中国版スイッチはこうしたことにも対応する必要がある。

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