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茨城県、25日から夜間の外出自粛など解除へ 学校は6月8日再開予定

 茨城県の大井川和彦知事は22日、記者会見を開き、県内の新型コロナウイルス感染状況を踏まえ、外出自粛や休業の要請について、独自の4段階基準に基づき追加の緩和を行い、現在のステージ3を25日からステージ2に引き下げると発表した。併せて6月8日に学校を再開する方針も表明した。

 県内全体の外出自粛や休業要請は25日から大幅に緩和される。ステージ2では、重症化リスクの高い高齢者などを除き、緊急事態宣言発令中の地域以外への外出自粛が解除される。休業要請も「3密」が重なりやすい19業種から濃厚接触が避けられず感染経路がたどりにくいキャバレーや性風俗店、カラオケボックスなど10業種を除いて緩和する。

 大井川知事は「今後重要となるのは、極度なリスク回避は慎むことだ」と指摘し、「安易に全てを自粛、休止とするのは違う」と述べ、経済活性化と感染対策を両立させることが必要だとの認識を示した。

 感染拡大の第2波を想定した対応については、検査体制の拡充と医療態勢の維持を重要視し、今後の県の補正予算に組み込む方針も示した。

 一方、これまで県立学校は31日まで休校としていたが、独自の4段階基準に基づき6月7日まで延長。大井川知事は8日にはステージ1へ引き下げたい考えだ。これに伴い、学校も再開する見通しで、休校に伴う授業の不足を夏休みで補う方針も明らかにした。

 こまめな手洗いや消毒などの感染対策を前提に、お盆期間を除く約3週間を活用して授業時数を確保。学校ごとの裁量で別途、実習や補習を設定することも可能とし、市町村立学校や私立学校にも、これに準じる対応をとるよう求めた。

 大井川知事は中止が決まった夏の甲子園にも触れ、「県高野連と話を進めており、県内ではしっかりと球児の活躍の場を設けたい」と述べ、県独自の大会実施に前向きな姿勢を示した。

 

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