海外情勢

米の感染死者15万人超す 南・西部の流行で再拡大

 米ジョンズ・ホプキンズ大の集計によると、新型コロナウイルス感染による米国の死者が29日、15万人を超えた。感染者は約440万人で、いずれも世界最多。5月以降は減少傾向だった1日当たりの死者数は、南部や西部での流行に伴って7月上旬から再び増加に転じており、収束には程遠い状況だ。

 州別の死者数の累計は、早い段階で感染が広がった東部ニューヨーク州が約3万2千人と最多で、東部ニュージャージー州、西部カリフォルニア州と続く。米メディアによると、最近のホットスポット(一大感染地)になっている南部フロリダ州やカリフォルニア州では29日、1日当たりの死者数が過去最多を記録した。感染拡大が顕著となっている地域には、早期に経済活動を再開した州が多い。マスク着用を巡っても州ごとに方針はさまざまで、一貫した対策に欠けることが国レベルで感染を抑え込めない一因となっている。南部や西部に続き、オハイオ州など中西部でも感染再拡大の兆しが出ている。ニューヨーク州などは感染が広がる他州からの来訪者に対して14日間の自主隔離を義務付けているが、各州間の移動は制限されておらず、ホットスポットが拡散する結果となっている。(共同)

Recommend

Ranking

アクセスランキング

Biz Plus