海外情勢

FRB緊急融資を3カ月延長 コロナ下の経済支援

 米連邦準備制度理事会(FRB)は緊急融資プログラムの大半を3カ月延長し、年内いっぱい継続する。新型コロナウイルス感染症(COVID19)のパンデミック(世界的大流行)で厳しい状況が続く経済を支援する。

 FRBは28日の声明で、「3カ月の延長により、プログラム利用を検討している場合に事前の計画が容易になるとともに、COVID19のパンデミックから経済が回復するのを促進するプログラムが、引き続き利用可能だという確実性を提供する」と説明した。

 ムニューシン財務長官は別の声明で、プログラムの3カ月延長を承認したと明らかにした。

 FRBは3月半ば以降、計9つの緊急融資プログラムを整備。このうち、もともと12月31日までだった「地方自治体流動性ファシリティー(MLF)」と、2021年3月17日までの「コマーシャルペーパー資金供給ファシリティー(CPFF)」を除く7つのプログラムが今回延長されることとなった。

 レイモンド・ジェームズのチーフエコノミスト、スコット・ブラウン氏は「米経済にはもっと支援が必要だとのサインだ」としたうえで、特に中小企業の資金繰りを支援する「メインストリート貸し付けプログラム(MSLP)」などのプログラムについて、先行き大幅な利用増をFRBが引き続き見込んでいることを示唆していると指摘した。(ブルームバーグ Christopher Condon)

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