海外情勢

サムスンが4~6月期利益、予想上回る 旺盛なネット需要が業績後押し

 韓国サムスン電子が30日発表した今年4~6月期(第2四半期)の最終利益は5兆5000億ウォン(約4900億円)となり、市場予想(4兆9000億ウォン)を上回った。新型コロナウイルスの感染拡大でインターネットの利用が増え、半導体需要と機器の販売を支えた。

 同日の発表に先がけ7日に暫定集計として発表していた営業利益は23%増だった。同社は同期の消費者向け事業が落ち込むと説明していた。

 大信証券のパク・カンホ氏らアナリストは店舗が再開し、機器やテレビの需要が回復した後、スマートフォンの販売も6月から上向き始めたと指摘する。消費者の在宅が続き、映画のストリーミングやビデオ会議などインターネットベースのサービスの利用が増える中で、サーバー各社がメモリーチップの発注を急いだことが価格の押し上げにつながった。

 新たなゲーム機やスマホの発売で、モバイルやグラフィック向けメモリー需要が年後半に回復する公算が大きいとサムスンは予想。DRAM市場全体も上向くとみている。「ギャラクシーノート」など主力端末の最新モデルが近く発売され、四半期ベースの売り上げ改善が予想されるものの、新型コロナ絡みの不確実性が解消される可能性は低いとしている。(ブルームバーグ Sohee Kim)

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