海外情勢

TikTokが米政権を提訴 アプリ禁止の大統領令差し止め要求

 中国の動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」と親会社のバイトダンス(北京字節跳動科技)は24日、同アプリの禁止を命じた米大統領令の差し止めを求め、ロサンゼルスの連邦地裁に訴えを起こした。

 トランプ大統領が6日に署名した大統領令は、米国居住者がティックトックと取引を行うことを禁止するもの。米国民の個人情報が収集されることによる国家安全保障上のリスクを理由に挙げた。

 ティックトックはそうした安全保障面での脅威はないと反論。大統領令について「政治的な理由によるもの」で、違憲であり適正な手続きがなされていないと主張した。

 大統領令が発効するのは数週間後だが、米中間の緊張はエスカレートしている。トランプ大統領は14日、バイトダンスに米国資産の売却を命じ、取引の一部として米政府への支払いを求めた。

 ティックトックは、トランプ政権の行動について「数百万人の米国民が自分を表現し、動画コンテンツを共有し、互いにつながりを持つために集うオンラインコミュニティーを破壊するものだ」と指摘。「大統領は対価を支払うことなく資産を取り上げた」と批判した。

 ホワイトハウスはこの訴訟についてコメントを拒否した。(ブルームバーグ Edvard Pettersson、David Glovin)

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