海外情勢

ダウ平均でエクソン外れる 構成銘柄変更、資源・商品の地位低下

 S&Pダウ・ジョーンズ・インディシーズは24日、ダウ工業株30種平均の構成銘柄を変更し、メジャー(国際石油資本)のエクソンモービルに代わりセールスフォース・ドットコム、医薬品のファイザーに代わりアムジェン、レイセオン・テクノロジーズに代わりハネウェル・インターナショナルをそれぞれ採用すると発表した。

 過去7年で最も大幅な今回の構成銘柄入れ替えは、31日の取引開始前に実施される。構成銘柄の一つであるアップルが1株を4株に株式分割することで、ダウ平均に占めるハイテク株のウエートが下がり、今回の変更がその埋め合わせになる。

 2011年時点で時価総額が世界最大だったエクソンモービルがダウ平均の構成銘柄から外れることは、米経済における資源・商品関連企業の地位低下を反映する驚くべき変化といえる。

 エクソンの時価総額は07年時点で5250億ドル(約55兆6300億円)、14年時点でも4500億ドルを上回っていたが、2019年までの6年のうち4年は株価が下落している。

 インディペンデント・アドバイザー・アライアンスのクリス・ザッカレッリ最高投資責任者(CIO)は「今回の変更は時代の変化を象徴するものだ。エネルギーは去り、クラウドが加わる」と指摘した。(ブルームバーグ Hari Govind)

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