海外情勢

コロナワクチン接種で米学術団体が指針案 医療従事者ら最優先で接種

 米政府が諮問する学術団体、米国科学・工学・医学アカデミー(NASEM)は新型コロナウイルスワクチンの接種について、まず最前線にいる医療従事者やファーストレスポンダー(初期対応を行う人々)に対して行い、次に医療上のリスクが高めの人に実施すべきだと指針案で指摘した。

 1日公表されたNASEMの提言はワクチンが実用化された際に米保健当局が最終的な配布計画を策定する手助けとなる。リポートで「配布枠組みの主要目標では2点に力点が置かれている。罹患(りかん)・死亡の予防と感染減少による効果の最大化だ」と説明した。

 指針案は人口を4つのグループに分類。第1グループは最前線の医療従事者とファーストレスポンダー、リスクの高い健康状態にある人、密な状態で生活する高齢者。第2グループはエッセンシャルワーカー、教師、学校職員、刑務所やホームレス施設の人々、リスクが中程度の健康状態にある人、第1グループに含まれなかった高齢者となる。

 第3グループは子供やヤングアダルト(10代後半から20代前半)のほか、感染リスクにさらされる主な産業の他の労働者が含まれる。第4グループはワクチンを接種できなかった他の全ての人となる。(ブルームバーグ Anna Edney)

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