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菅義偉新内閣が発足、「安倍路線」継承へ

 自民党の菅義偉総裁(71)は16日午後、衆参両院本会議での首相指名選挙で第99代首相に選出された。夜の皇居での首相任命式と閣僚認証式を経て自民、公明両党連立による菅内閣が発足。官房長官に起用された加藤勝信氏(64)が閣僚名簿を発表した。河野太郎防衛相(57)を行政改革・規制改革担当相、安倍晋三首相(65)の実弟の岸信夫元外務副大臣(61)を防衛相に充てた。菅氏は体調不良で辞任した安倍氏の路線を継承し、政権運営に臨む。

 首相交代は2012年12月以来、7年8カ月ぶり。自民党から選ばれた首相で、派閥に所属せず世襲でもないのは異例。

 菅氏は第26代総裁に選出された14日「国民のために働く内閣をつくる」と宣言。「役所の縦割り、既得権益、あしき前例主義を打破し、規制改革を進める」と強調した。新型コロナウイルスの感染抑制と経済再生の両立にも取り組む。

 菅氏は第2次安倍内閣発足から一貫して官房長官を務め、危機管理を担った。新内閣では安倍内閣を共に支えた麻生太郎副総理兼財務相(79)をはじめ、茂木敏充外相(64)、小泉進次郎環境相(39)ら8人を再任した。初入閣は農相に就く野上浩太郎氏(53)ら5人。

 15日には立憲民主、国民民主両党などが合流し、約8年ぶりとなる衆院で100人超の野党第一党、新「立憲民主党」が誕生した。菅氏率いる政権と国会論戦を交わす。

 安倍内閣は16日午前の臨時閣議で総辞職した。安倍氏の在職日数は連続2822日、第1次からの通算は3188日で、いずれも歴代最長だった。

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