大学発 日本 人と技術

日本を支える研究活動と技術開発 (2/2ページ)

 学生が食堂の間仕切りをデザイン

 ≪広島工業大学≫

 新型コロナウイルスの感染対策として、食堂のテーブルに設置する間仕切りに学生のアイデアを取り入れようと、デザイン発表会を開いた。大学の呼び掛けで環境学部建築デザイン学科3、4年生の8グループが設計。各デザインは学科内の審査で2点に絞られ、発表会で学生が模型や試作品を披露した。1点は半透明の中空シートと透明樹脂板を使い、もう1点は窓を付けた合板と透明な樹脂板を組み合わせた。飛沫(ひまつ)防止で一人一人を仕切るため、無味乾燥にならず顔が見えるよう工夫していた。前期はオンラインで行い、10月2日からの後期は対面授業を全面的に再開する。間仕切りは学生のアイデアを参考にしつつ耐久性やコスト面で改良を加えて製作する。

 学生・建築デザインコンペで佳作を受賞

 ≪大阪電気通信大学≫

 工学部建築学科3年生の松本康平さんが、関東地方を中心に住宅事業を展開するポラスグループが主催する「第7回POLUS-ポラス- 学生・建築デザインコンペティション」で佳作を受賞した。このコンペティションは、建築を学ぶ全学生を対象として、「地球につながる新しい風景の町」をテーマに、新鮮で独創的なアイデアが広く募集された。松本さんは「子どもたちが自然の中でのびのび成長する集合住宅」を提案。受賞者の多くが大学院生や共同制作の中、同学建築学科1期生である3年生単独での受賞となった。同学の建築学科は、2018年に新設されて以来、建築分野で注目されているBIM(Building Information Modeling)の教育に力を入れており、ICTをはじめ、最新の技術に強い建築のプロを育成している。

 40億年間生命が絶滅しなかった確率推定

 ≪東京都市大学≫

 理工学部自然科学科の津村耕司准教授は、海洋生物の化石データから地球上の生命が絶滅しなかった確率を推定する方法を提案し、この成果がシュプリンガー・ネイチャーの発行する『サイエンティフィック・リポーツ』に、7月30日付で掲載された。

 地球の過去5億4000万年における海洋生物の化石データベースを用い、地球上の生物の大絶滅の規模と頻度を解析することで、地球上の生命の誕生から現在までの約40億年間に生命が絶滅せずに生き残れた確率は約15%であると推定した。現在までに4000を超える太陽系外惑星が発見され、次は地球外生命の初発見が期待されているが、今回の成果は、太陽系の外で生命を宿すような天体の数を推定する際にも応用が可能。

 スマートモビリティ実証補助金の対象に

 ≪埼玉工業大学≫

 埼玉工業大学は、埼玉県の「令和2年度埼玉県スマートモビリティ実証補助金」対象に選ばれた。埼玉県が自動運転車両を利用したバスやタクシーなどの交通事業をはじめ、移動や物流に関する新たな事業の創出を支援するため、事業者がスマートモビリティの実証実験を行うにあたって必要となる費用を助成するもの。今年度は3件が採択され、同大学もその一つとなった。

 補助事業のテーマは、ドライバー不足解消に役立つ自動運転・安全運転支援機能の開発・商品化。同大学が県の同助成対象となるのはを2年連続。昨年はマイクロバスによる自動運転AIバスを開発し、県内をはじめ、全国各地で公道による自動運転の実証実験に参加した。今年度は、県内の共同事業者とともに、より大きな車両による自動運転バスの開発を進めることにしている。

【ガイド】

 工学院大学 E-mail:gakuen_koho@sc.kogakuin.ac.jp

 芝浦工業大学 E-mail:koho@ow.shibaura-it.ac.jp

 千葉工業大学 E-mail:cit@it-chiba.ac.jp

 東京電機大学 E-mail:keiei@jim.dendai.ac.jp

 東京理科大学 E-mail:koho@admin.tus.ac.jp

 東京都市大学 E-mail:toshidai-pr@tcu.ac.jp

 大阪工業大学 E-mail:kikakuka@ofc.oit.ac.jp

 大阪電気通信大学 E-mail:kouhou@osakac.ac.jp

 金沢工業大学 E-mail:koho@kanazawa-it.ac.jp

 豊田工業大学 E-mail:s-koho@toyota-ti.ac.jp

 広島工業大学 E-mail:kouhou@it-hiroshima.ac.jp

 愛知工業大学 E-mail:d-koho@aitech.ac.jp

 埼玉工業大学 E-mail:kikaku@sit.ac.jp

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