国内

ユーロ1、2セント硬貨の廃止も EUが意見募集開始

 欧州連合(EU)欧州委員会は欧州単一通貨ユーロの1セント(約1円)と2セントの硬貨を廃止する可能性を示し、28日に市民から意見募集を始めた。欧州委は調達コストが額面以上に掛かることなどを理由に、現金払いで使える最小硬貨を5セントとすることを検討。来年1月まで意見を募った後、方針を決める。

 意見では、財布がかさばるなどの理由で廃止論が優勢だったが、値段の端数が切り上げられ、物価上昇につながることを懸念する声もあった。

 日本の1円玉についても、調達コストが額面を超えるとして問題視し廃止を唱える意見がある。

 ユーロ圏19カ国の中には、既にこれら少額硬貨がほとんど使われない国もある。ベルギーでは現金払いの際、セントの一の位を5か0にそろえることを商店などに義務づけている。

 ユーロの紙幣は欧州中央銀行(ECB)に発券の権限があるが、硬貨は欧州委の管理の下、各加盟国が発行できる。裏面の図柄は発行国によって異なる。(共同)

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